NRT2024 その2
朝靄の女神大橋見下ろせば
天門峯の神も我と御坐せり
あさもやのめがみおおはしみおろせばしらとのかみもわれとおわせり
*写真はスタート直後、鍋冠山から女神大橋の平地に別れを告げ、まず最初の急登の天門峯です。標高は200mくらいしかないが崖のような登山道で、今では登攀補助ロープを地元の山岳会が設置してくれていて助かります。女神大橋ができる以前はこの山はこのように整備されていなく荒れ放題だった記憶があります。 (天門峯=しらと)
まず大会概要から大会理念を理解することにしませうかね。トレールとは山道の登山道を主にランニングで走破する競技であるらしい。ロッククライミングをせなばならぬような垂直な崖登攀のコースはまずないとは思うが、攀じ登るような垂直な崖も普通にあるようです。テレビではNHKのBSでアドベンチャー系やウルトラ系のグレートレースと言う名前で盛んに放送されていて、またウルトラトレールmtフジなどのドキュメンタリーの番組もあって、今ではかなりのブームになっているようです。昔大いに盛り上がっていたクロスカントリーに登山を取り入れた競技として考えられたらいいと思います。私はトレールは今でこそ出場機会はないが、登山路を走る練習は日常的に岩屋山から舞岳方面に、日見峠からの烽火山中尾峠へと、そうのようなルートで練習していました。20年前には山口県の旭村で開催されていたトレールの大会に出たことがあり、またいつかはゆっくり走れるこのような大会に出たいと思っていました。ただ数年前から愛すべき島根県の足立さん夫婦が主催する島根県内のトレールの招待を受けているのだが、その頃から腰の故障で全くスピ練ができず、そのレースのレベルが高すぎて招待を受け切れずにいました。そんなところに藤岡さんが企画するNRTが舞い込んできたのですよ。で、そのNRTはコース図と制限時間を一目見て、これはフル4時間以内の選手でないと完走し切れないとすぐにわかりました。藤岡さんにすれば義理で私に招待状を送ってきてくれたのだろうが、今ではフル5時間切れない私は厚かましくも即座にエントリーしました。それはブログに記しているように今年に入って精神的に最低期の時期だった時に、なにをグズグズしているのか!というこれはマラソンの神様のお導きだと思いました。一方待ちに待った地元有志の企画運営する純粋じげもんウルトラトレール系大会がここに誕生するではないか、・・・滅入っていた私の精神状態が覚醒した瞬間でした。
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