2024春練.1

 

 

 

 

 

     荒れ山に案内リボン春寒し

   

    あれやまにあんないりぼんはるさむし

 

                  春寒し=早春の季語

 

 

   *写真は主催者が事前に設置してくれている案内リボン。

 

 当ブログの季節感はあくまでも歳時記二十四節期によります。(でもですな、時には新暦になったり旧暦になることもある。)

 

 暗鬱な(あくまでも内面的な甘え)気分の新暦一月ではありましたが、ラン練は実はとても面白かったのです。それは地元の若手トレールランナーが、長崎の港をぐるり取り囲む稲佐岳をはじめ周囲の山々のラウンドトレールを2月急遽開催する、との報告をしてくれてそれに選手として参加できることになったからです。そのトレール練習が嬉しくて楽しくて、こんな目標となる大会を開催してくれたその若者には今は大変感謝しています。湾岸マラニックの大会も、スタッフの高齢化から安全のために超長距離部門は2026年度までと決めている。それ以降は100km級のウルトラに絞るつもりなのだが、この大会の後継者が出現を心待ちにしているし、また新たな大会が長崎市内で開催すると言う人材が現れないかと期待してたところだったのです。もう自分が走れなくなる前に誰かやってくれないかな~~と、そのような大会を本当に心待ちにしていたのです。

 で、この1ヶ月で思ったことは、大会があることはそれに出場しようと決心した時には、ランニングの競技の範疇と言うよりも、これから過ごしゆく人生にとっても、大変豊かな経験となると言ういわば当然であるかもしれないことがはっきり認識できたこと。つまり自分のやっている大会を完走目標としていることが、その方達の人生をどんなに豊にしているのだろうかと言う思いが湧き上がってきたのですよ。暗鬱な一月だったからこそ、このNagasaki Round Trail 2024  の大会がなおさらのこと、ありがたいことでした。

 で 47km11時間(累積標高が何千メートルとか聞いたが)は今の私にとって、まず完走無理です。でも完走したいので、主催者に拝み倒してアーリーにしてもらった。でも、最後の関門には間に合うかどうか? フツーのシニア地元代表としてがんばります!!

  

 *出島表門橋→鍋冠山→女神大橋→天門峯(しらと)→立神山→稲佐山→小江原林道→岩屋山→金比羅山→建山→七面山→烽火山→彦山→愛宕山→若宮神社→眼鏡橋→出島表門橋  私めの30年来のランニングホームコースです。これを今回一気に走るという、・・・ワクワク感しかない。

 

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コメント: 1
  • #1

    安藤葉子 (火曜日, 13 2月 2024 19:16)

    阿部さんの想いが伝わってきました。
    わくわく感、私も最重要に生きています。