2023春練.6

 

  

  仏は常にせども ならぬぞあはれなる

  人の音せぬに かに夢に見えたまふ

 

  遊びをせんとやれけむ れせんとやれけん

  遊ぶ子供の声聞けば 我が身さへこそがるれ

 

                     後白河法皇

   

 

 

 

 70歳台でサブフォーを狙うということは、普通クラスの若いランナーがフルマラソンを3時30分で走れるようになって、次の目標となるサブスリーを目標とする事と比べればその達成の難しは、前者の方が遥かに困難と思える。そう思っていたからこそ、60歳台でなんとかサブフォーに復帰したかったのだが、今となってはその目標を声高にすると、もう失笑を買うばかりとなったようでございます。

 熊本の上野敦弘先生71歳は橘湾岸マラニック参加者の中では最古参で、唯一の70歳台でハイパーランナーでいらっしゃる。ハイパーランナーとは320kmの完走者の敬称です。その先生でさえ今回サブフォーを渾身の走りでギリギリ達成されたのだ。スタッフの中の大木通さんは、2019の熊本城マラソンで70歳台で3時間30分前後を叩き出し達成し2位となった。この身近なお二人の他に当大会の常連さんの兵庫の田処壱久氏(日本ウルトラ界のレジェンド)、大牟田の緒方豊氏、北九州の田中末義氏、福岡市の遠藤文彦氏。地元の川原護氏、何より今年81歳の北九州の西田和美氏は毎年ダブル部門の完走を目指していらっしゃる。手本となる先輩たちがいらっしゃるのだ。この先輩たちのおかげで私はランを続けていられる。毎年春秋の大会で力を分けてもらっているのです。だからこそ諦めるわけはない。70歳台でサブフォー復帰、取り下げません。今からどうしたらいいか考え直し練習計画を策定したい。それまでは死なぬわ!!

 

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コメント: 2
  • #1

    ほそはぎ (木曜日, 02 3月 2023 11:26)

    ランナとはオレのことかとみぎひだり
     名前を出してくださるとは、うれしはずかし。60歳定年退職のちトロトロ走り出して、61歳下関海響で初フル完走、63歳下関1分11秒切って初サブフォー。もうすぐ74歳の今は、サブファイブ死守に命を懸ける。このスピードで完走証を貰える可能性があるウルトラは、橘湾岸のみ。金龍ジャンパーが無いと閻魔様が通行を許してくれませぬ。

  • #2

    327号 緒方 (月曜日, 13 3月 2023 16:25)

    あな恥ずかしや!
    未だⅬの完走も程遠い下手の横好き鈍足の緒方です
    レジェンドの諸先輩と同じ紙面で紹介は「え々……!まじ」
    恥ずかしい反面確かにGINさんのエール受け取りました。
    昨年は腰痛悪化不安でDNSしました。反省と自己嫌悪の1年でした。
    未走破の野母半島、軍艦島に沈む夕日、樺島公民館のカレーに誘われてMからⅬへ
    ポチイッと変更エントリーしました。
    今年は腰痛に苛まされても、ドーピングしてでも「まだ走れるまだ走れる」と呪文を唱えて走ります。