叔母寝入る車椅子押す春日和
春日和=春の季語
去年の7月末に店を閉め半年経ったが、生活が激変した上にこの大会も任意で行っていた大会を、地域興隆を明確に打ち出すNPO法人として再出発した。個人の社会的居場所であった自営小売店経営に’終止符を打つのはすなわち隠居生活ににつながらないように、と言うよりもこのマラニック催事でまだまだ社会生活に深く関わっていきたい、との思いが強かったからだろう。つまり油断しているとたちまち体力の落ち込みを自覚する年齢域に達したのと、だからこそまだまだランナーを通して若い人々とかかわりたいからなのであったのだろう。同年齢の若い頃の悪友たちとは明確に体力の差が出てきている。と言うよりも気力の差は単なる金銭的な余裕がゆとりを生みそれに老化を伴うと言う現象を抜きにしても、晩年を面白く過ごすには体力維持が命題なのだと思う。それは今はカミさんの実家の老老介護を携わっていてもつくづく思うのである。神仏は我にランニングという無類の宝刀を授けてくださったのだと思う。
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