冬晴れや
ほとけがおわす
道を掃く
冬晴れ=冬の季語
NPO法人ナガサキドラゴンロードジャパンの定款の一つに、郷土の地域文化の復活を挙げ茂木四国八十八箇所の御遍路整備事業を掲げて行動に移すべく「いつでもどの札所でも安全に快適に御遍路ができますように。」との目的のために参道を整備しております。なぜなら小さな祠(札所霊場)に至る道は滅多に人が通る事がなくなったために、山野では藪漕ぎしないといけないような道があったり、坂にはきちんとコンクリを打っている道がありながら、すでに近隣の生活者に使われなくなった道があって、廃道のようになっているところがあるのですよ。要するに御遍路道の復活事業と銘打ってはいますが、今しているのは参道の掃除であります。倒れかかっている竹や樹木、小さい土砂崩れの土砂除去、第一にフツーに人が通れるようにする事を目的として今年に入ってからほとんど毎日、その現場に通っております。多分この道は市民の税金で作られた生活道路でもあるわけですので、付近の住民のための道なのですが、地元民に恩恵はほとんどないのでしょう、誰もここ数年、手入れも掃除もしている風はなく荒れ放題になっているのですよ。しかしながら茂木四国御遍路復活にはもってこいの参道なのです。この目的意志があれば毎日の整備清掃が楽しくてしようがない。茂木四国中央ステージ参加のランナーの皆様がここを通ってくれると思えば実にやりがいのある仕事だと思います。
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